HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
今年最初のグランドスラムとなる全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、賞金総額2028万4480豪ドル、ハード)が19日に開幕、女子シングルスの1回戦に、注目のクルム伊達公子(日本)が登場、第25シードのK・カネピ(エストニア)と対戦し、4-6, 6-4, 6-8で敗れ、13年振りのグランドスラム大会での勝利はならなかった。
試合は、第1セットの第3ゲーム、伊達がサーブでダブルフォルトを3回犯してしまいカネピにブレークを許すと、その後は両者譲らない展開でサービスキープが続き、6-4でカネピが先取した。
第2セットに入ると、今度は伊達が先に第4ゲームと第6ゲームのカネピのサービスブレークに成功し、ゲームカウントを5-1とリードするも、そこからカネピの逆襲に会い2度のブレークバックを許し、5-4とされた所で、伊達は右足のふくらはぎの痛みからメディカルタイムアウトを取得した。タイムアウト後、カネピのサーブをブレークし、第2セットを6-4で奪い返した。
第3セットでも接戦が続き、6-5で迎えたカネピのサービング・フォー・ザ・マッチでは、クルム伊達が3度のマッチポイントをしのぎ、ブレークに成功、ゲームカウントは6-6のタイになり、2ゲームアップまで行われるアドバンテージセット方式に突入した。続く第13ゲームをブレークされたクルム伊達は、続くカネピのサービスゲームで40-0とされ万事窮す、4度目のマッチポイントで試合を決められた。
試合は終始、クルム伊達が主導権を握り、早いテンポで攻める内容だったものの、最後はカネピがシード選手の実力を見せ付け、2時間49分でマラソンマッチを制した。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.