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日本テニス協会は8日、大麻取締法違反(所持)の疑いでプロ選手の宮尾祥慈(日本)容疑者が逮捕されたことを受けて東京都内で記者会見を行い、渡辺康二(日本)専務理事が「当協会の選手が社会的に大変ご迷惑をお掛けしたことをおわびいたします」と謝罪した。
同協会は週明けにも臨時常務理事会を開き、処分などを審議する。協会の倫理委員会規程では罰則は警告から永久追放まで7段階。同専務理事は「かなり重くなると予想している」と話した。
再発防止策の一つとして、ドーピング検査の対象大会や検体数を増やすことを検討する。
日本のテニス界はことし、錦織圭(日本)(ソニー)の活躍やクルム伊達公子(日本)(エステティックTBC)の復活で盛り上がっただけに、渡辺専務理事は「このニュースでイメージ的にダウンするのは痛手に感じている」と沈痛な面持ちだった。
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