重要なお知らせ |
ウィンブルドン大会第7日目の30日、女子シングルス4回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第7シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)をはじめ、第5シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)や第5シードのE・デメンティエワ(ロシア)ら、ベスト8が出揃った。
第7シードのヴィーナスは、18歳のA・クレイバノワ(ロシア)を6-3, 6-4で下し、準々決勝に進出した。「この大会は、歴史と権威に限らずとても重要な大会だから、ここで勝つのはとてもすばらしいこと。」と語った。
ヴィーナスは準々決勝で、第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を破った、31歳のベテラン、T・タナスガーン(タイ)と対戦する。両者はこれまで6度の対戦があり、その全てでヴィーナスが勝利している。
ヴィーナスの実妹で、第6シードのセリーナは、同胞のB・マテック(アメリカ)を6-3, 6-3とわずか69分で下し、ベスト8に名乗りを上げた。
2002年と2003年の覇者であるセリーナは、2003年では決勝で姉のヴィーナスと姉妹対決を実現し、それを制しての優勝であった。
2003年以来となる決勝での姉妹対決の可能性についてセリーナは「まだそこまで辿り着いていないわ。私たちは集中を切らさないようにしているだけ。次の準々決勝ではお互いタフな相手を迎えるわ。勝ち続けるように頑張るだけ。」と語り、目の前の試合に集中している様子。
そのセリーナは、ベスト4入りをかけて、第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)を6-4, 1-6, 7-5で下した、第14シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。
第5シードのE・デメンティエワは、第24シードのS・ペア(イスラエル)を6-2, 6-1と圧倒し、2年ぶりの準々決勝に進出している。勝ち残った選手の中で、最上位のシード選手となったデメンティエワは、初のベスト4進出を目指し、第21シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。ペトロワは、A・クドリャフツェワ(ロシア)を6-1, 6-4で下しての勝ち上がり。
3回戦で第1シードのA・イバノビッチ(セルビア)に勝利し、一躍注目を集めた鄭潔(中国)は、第15シードのA・サバイ(ハンガリー)を6-3, 6-4破り、快進撃を続けている。
キャリア初となるグランドスラム8強入りに成功した24歳の鄭潔は、準々決勝で第18シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)と対戦する。バイディソバは、第8シードのA・チャクエタゼ(ロシア)を下し、2年連続でのベスト8進出を果たしている。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.