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ウィンブルドン大会第5日目の27日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードのA・イバノビッチ(セルビア)が、世界ランク133位の鄭潔(中国)に1-6, 4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
2回戦ではN・デシー(フランス)にマッチポイントを握られながらも、逆転で3回戦に進出していたイバノビッチであったが、この日はあえなく敗れた。「とてもつらいけど、彼女(鄭潔)は良いプレーをしていた。敗戦はとても残念だけど、この経験を次の試合に活かしたい。」
一方、思わぬ大金星を挙げた鄭潔は、「グラスコートでのプレーは好きだけど、試合に勝って驚いている。ベストを尽くそうと思った。強力なサーブとフォアハンドを持つ彼女(イバノビッチ)の相手をするのは大変だから、彼女のバックハンドにボールを集めた。」とコメント。鄭潔は昨シーズンの大半を、足首の故障のため棒に振っていた。
自身初の4回戦に進出した鄭潔は、ベスト8入りを懸けて、第15シードのA・サバイ(ハンガリー)と対戦する。サバイはA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を7-6 (7-5), 2-6, 6-2で下しての勝ち上がり。
この日に登場した他の上位シード勢は、順当に勝ち上がっている。
第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)は、B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)を6-2, 6-4のストレートで下し、2年連続での4回戦進出を決めている。
元女王対決となった、第6シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と第29シードのA・モレスモ(フランス)の対戦は、セリーナが7-6 (7-5), 6-1で制した。
25本の凡ミスと5本のダブルフォルトを犯しつつも、勝利を収めたセリーナは、「ベストのプレーではなかった。勝てて嬉しい。まだベストのテニスは出来てはいないけど、前向きに考えている。2週目はもっと良いプレーができなくては。」と、3度目の優勝に向けて、コメントを残した。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・チャクエタゼ(ロシア) (8) ○-× E・ロディナ(ロシア), 6-4, 6-3
B・マテック(アメリカ) ○-× M・バルトリ(フランス) (11), 6-4, 6-1
A・ラドワンスカ(ポーランド) (14) ○-× A・パブリュチェンコワ(ロシア), 6-3, 6-2
N・バイディソバ(チェコ共和国) (18) ○-× C・デラクア(オーストラリア), 6-2, 6-4
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