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ウィンブルドン大会第4日目の26日、女子シングルス2回戦が行われ、第3シードのM・シャラポワ(ロシア)が、世界ランク154位のA・クドリャフツェワ(ロシア)に2-6, 4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
シャラポワがグランドスラム大会の2回戦で姿を消すのは、2003年のUSオープン以来のことで、ウィンブルドンで4回戦以上に勝ち残れなかったのは、初めてのこと。また、ランキング154位というのは、シャラポワがグランドスラム本選で敗れた選手の中で、最も低いランキングとなる。
試合後の会見でシャラポワは、「彼女(クドリャフツェワ)は何も失う物がなく、自分のショットが打てていた。芝のコートでは重要な要素である、サーブとリターンが良かった。何故だかわからないけど、思い切ってプレーできなかった。自分のプレーができなかったし、ほとんどのポイントを彼女にコントロールされてしまった。」と敗戦を悔やんだ。
今季の全豪オープンを失セット0で制覇したシャラポワであったが、この日はらしからぬエラーが続出し、実に22本の凡ミスと8本のダブルフォルトを犯した。
一方のクドリャフツェワは、これがキャリアで最高の勝利かとの質問に「もちろんよ。この調子を続けて行きたいけど、マリア(シャラポワ)のようなビッグネームに勝った後は、難しいでしょうね。」と興奮気味に答えた。
クドリャフツェワは3回戦で、第26シードのS・バンマー(オーストリア)を7-6 (9-7), 4-6, 6-3で下した、S・ポン(中国)と対戦する。
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