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ウィンブルドン大会第2日目の24日、女子シングルス1回戦が行われ、杉山愛(日本)はY・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-4, 6-2で下し、2回戦へ駒を進めた。これで杉山は今大会3年連続で初戦突破となった。
序盤こそ18歳のウィックマイヤーの強打に押され気味だった杉山であったが、要所をしっかりと締め第1セットを先取すると、第2セットに入りミスが増えてきたウィックマイヤーに対し、杉山はミスの少ないテニスで応戦、79分で試合を終えた。
杉山はこれで57大会連続グランドスラム出場の世界記録を樹立、これは男女通じての最長記録となった。「とても嬉しい。今までプレーしたグランドスラムの大会数を聞いた時、本当にすごいと思った。これが16回目のウィンブルドンで、ただすごいことです。だけど、ここにいるだけじゃなく、良いパフォーマンスもしたい。だから、今大会に向けて良く練習してきた」と杉山は語った。
来週で33歳になる杉山の、グランドスラムデビューは1993年のウィンブルドンで、予選から勝ち上がってのものだった。その後の3大会は出場できなかったが、1994年のウィンブルドンに再び出場すると、そこから途切れることなくグランドスラム本選に出場を続け、現在に至る。2000年の全豪オープンと2004年のウィンブルドンでのベスト8が、杉山のグランドスラムでの最高成績となる。
長期に渡る活躍について杉山は、「できるだけ長い間続けることは良いやる気になるし、両親に感謝している。トレーナーとツアーを回っているから、良いボディケアとトレーニングができる。毎日マッサージを受けている。もし、体調がよくて、トップ20に入れるくらいプレーできたら、それは素晴らしいこと。ただ1回戦で負けるためだけに、グランドスラムに出場はしたくない。」と語った。
杉山は2回戦で、第22シードのF・ペネッタ(イタリア)と対戦する。
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