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ローレウス・スポーツ賞の授賞式が2月18日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われ、テニス界からはR・フェデラー(スイス)、J・エナン(ベルギー)、E・フェルヘール(オランダ)の3人が受賞した。
フェデラーは『スポーツマン・オブ・ジ・イヤー(最も活躍した男子選手)賞』で史上初の4年連続受賞を果たした。今年1月の全豪オープンでは準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの、昨年はグランドスラム3勝とその他5勝をあげる活躍で、4年連続の年間ランキング1位を飾っていた。
「僕の目標は出来るだけ長く現役を続けること。35歳くらいまで出来るといいね。」とフェデラーはコメント。P・サンプラス(アメリカ)の持つ四大大会最多優勝記録の14勝まで後2つと迫っており、「彼の記録を破りたいけど、今年は難しいかな。でも、追いつくだけでも凄いことだと思うよ。今は(全仏オープン制覇という)大きな目標がある。これだけ取れないなんてことが無いことを願うよ。皆、今年がラストチャンスだって言うけど、そんなことは無いさ。今年勝てなくても、後数年はチャンスがあると思っているよ。」と話した。
エナンは『スポーツウーマン・オブ・ジ・イヤー(最も活躍した女子選手)賞』を初受賞した。エナンは昨年、全仏オープンを含む自己最多の年間10勝を果たし、3度目の年間ランキング1位の座に就いた。
また、女子車いすテニス世界1位のフェルヘールは、6年ぶり2度目の『スポーツパーソン・オブ・ジ・イヤー・ウィズ・ディスエイブルド(最も活躍した障害を持つ選手)賞』を受賞。昨年は車いすテニスの四大大会を全て制し、NEC車いすテニスマスターズで10連覇を達成した。
その他の賞では、F1のルイス・ハミルトンが『ブレイクスルー・オブ・ジ・イヤー(最も成長した選手)賞』を、ポーラ・ラドクリフが『カムバック・オブ・ジ・イヤー(返り咲いた選手)賞』を受賞した。
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