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全豪オープン前哨戦のエキシビション・マッチであるクーヨン・クラシックが9日、メルボルンで開幕し、A・ロディック(アメリカ)がI・リュビチッチ(クロアチア)に6-3, 6-0で勝利し、3連覇に向けて好スタートを切った。
昨年11月のデビスカップ決勝で悲願の優勝を達成したロディックは、この日もその好調を維持し、リュビチッチを全く寄せ付けなかった。「今日のプレーに満足しているよ。安定していたし、リターンも好かったし、試合を支配できていたと思う。馬鹿げたミスをしなかったのが鍵だったと思う。」とコメント。
ロディックは昨年、世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)を破って優勝しており、1988年に始まった同大会ではM・チャン(アメリカ)以来の3連覇に王手をかけている。「この大会で良いプレーを残した選手が、全豪でも好成績を残している伝統がある。この1年間ずっと素晴らしい戦いが出来ているし、大舞台を前にトップ20の選手と3試合するのは全く問題ないよ。理想的だね。」と、全豪オープン前の調整に自信を覗かせた。
そのロディックは2日目の試合では、2005年全豪オープン覇者のM・サフィン(ロシア)と顔を合わせる。現在世界ランク57位と低迷しているサフィンだが、この日の試合では、先週のドーハで優勝したA・マレー(英国)を6-1, 6-4で下した。
アメリカとのデビスカップ決勝にも参加せず、オフを取っていたサフィンは、「こんなに良いテニスが出来たのは本当に久しぶりだよ。今日のプレーには自分自身でも驚いている。」と語った。
その他の試合では、フェデラーの欠場により出場が決まった2006年前条ファイナリストのM・バグダティス(キプロス)が、世界ランク4位のN・ダビデンコ(ロシア)に6-4, 4-6, 6-1で勝利した。
また、昨年全豪オープン準優勝のF・ゴンサレス(チリ)が、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)のピンチヒッターとして急遽出場が決まった昨年全豪ジュニアチャンピオンのB・クライン(オーストラリア)に7-6, 6-4で勝利した。
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