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チェンナイ・オープン(インド・チェンナイ、賞金総額43万6千ドル)は6日、シングルス決勝を行い、第4シードのM・ヨージニ(ロシア)が第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-0, 6-1で圧倒し、2008年開幕戦優勝を飾った。
キャリア4度目のツアー優勝を飾ったヨージニは、第1セットのサービスゲームでたった3ポイントしか失わず、試合を通して主導権を握ったが、ナダルは4時間に及んだ準決勝のC・モーヤ(スペイン)戦の疲労が影響した模様。
優勝賞金6万8千800ドルを手にした25歳のヨージニは「このタイトルには満足しているけど、今日の相手はナダル自身じゃなかった。彼は疲れきっていたし、動けていなかった。昨晩4時間も彼をコートにいさせたカルロス(モーヤ)に感謝しなければ。これ以上、決勝に関して言うことは出来ないけど、ただラファは不運だった。今週の僕はスロースタートだったけど、日を追うごとにいいプレーが出来た。素晴らしい2008年の始まりだよ。」とコメントした。
ヨージニは16本のウィナーに対し、凡ミスはわずか4本。ナダルは第2セットで1-1としたのが精一杯で、その後トレーナーに治療を受けたが、それでも復調できず57分で試合に幕が下りた。
ヨージニは初出場の2001年には2回戦敗退に終わっており、今年はそれ以来2度目の出場。昨年覇者のX・マリス(ベルギー)の勝利を含め5勝し、ロシア人初の同大会チャンピオンとなった。また今回の勝利でナダルとの対戦成績を4勝6敗とした。
世界ランク2位で21歳のナダルは、30回目のツアー決勝だったが、今回の敗戦で23勝7敗とし、ハードコートでは5勝4敗となった。
「彼(ヨージニ)はいいプレーをした。祝福しなければいけない。言い訳はしたくない。昨晩4時間近くもプレーして、24時間以内にコートに戻ってきて決勝でプレーするのは無謀だった。体力が回復していなかった。昨日は親友の1人であるカルロスに勝てて感動した。開幕戦で決勝に行けたから、満足しているよ。」
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