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国枝慎吾(日本)、23歳。今年、車いすテニスで史上初の年間グランドスラムを制覇し、世界ランクのトップに君臨した国枝は、来年は北京パラリンピックでの単複制覇を虎視眈々とにらんでいる。
千葉県柏市在住で、麗沢大職員の国枝は、昨年10月に初めて世界ランキング1位になり、今年はATPやWTAのグランドスラムに相当するメジャー大会の車いすテニス・スーパーシリーズ(オーストラリアン・オープン、ジャパン・オープン、ブリティッシュ・オープン、全米テニス協会車いす選手権)を全て制した史上初の選手となった。
また、グランドスラムでは全仏オープンで単複優勝を果たし、連覇を狙ったウィンブルドンでは惜しくも準優勝。USオープンでは単複制覇を達成するなど、シングルス48勝6敗、ダブルス35勝5敗という好成績を残した。
この活躍により、東京運動記者クラブ・テニス分科会の最優秀選手と、ITFが選出する世界チャンピオンにR・フェデラー(スイス)やJ・エナン(ベルギー)に並んでアジア勢初で選ばれた。
斎田悟司(日本)と組んだ2004年アテネ・パラリンピックの男子ダブルスで金メダルを獲得した国枝は、「北京パラリンピックのシングルス・ダブルスでの金メダル獲得を目指して、この4年間やってきたので、来年が本当の勝負の年だと思っている。」とコメントするなど、パラリンピック制覇に並々ならぬ意欲を見せている。
王者フェデラーをして「日本には国枝と斎田(悟司)がいるじゃないか!」と言わしめた国枝は、来年は2年連続の年間グランドスラム、念願のパラリンピック制覇を目指す。
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