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(インド、ムンバイ)
キングフィッシャー航空テニスオープン(賞金総額41万6千ドル)は25日、シングルス1回戦を行い、第3シードのP・H・マチュー(フランス)、第7シードのJ・ベネトー(フランス)が敗退したが、松井英俊が2年ぶりのATPツアー初戦突破を決めた。
マチュー、ベネトーにとっては、前日の雨天順延が凶と出る結果になった。
マチューは主催者推薦のN・キーファー(ドイツ)に4-6, 3-6のストレートで敗れた。前日には第1セット3-4とリードされたところで中断となっていたが、再開後は逆転出来ずに終わった。
ベネトーも、第1セットを5-7で落としたところで順延となっていたが、対戦相手のR・シュトラー(ドイツ)が好調を維持して、5-7, 3-6で敗れ、初戦で姿を消す結果となった。
2日目に持ち越しとなった試合で、唯一勝ち上がったシード選手は第5シードのF・サントロ(フランス)で、E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)を6-1, 6-2で下して2回戦進出を決めた。
予選突破の松井英俊は、同じく予選勝者のN・シン(インド)を6-4, 7-6(9-7)のストレートで下し、2005年9月の北京以来となる2度目のATPツアーでの勝利を上げた。2回戦では第4シードのJ・ニエミネン(フィンランド)の胸を借りる。ニエミネンは予選勝ち上がりのD・サングイネッティ(イタリア)との試合で、6-7(5-7), 6-1, 2-0とリードしたところでサングイネッティが棄権を申し入れ、思わぬ勝利を手にしている。
その他の勝者は、V・トロイキ(セルビア)、ルー・イェンスン(台湾)、N・デヴィルダー(フランス)となっている。
第1回大会だった昨年の覇者であるD・ツルスノフ(ロシア)は出場しておらず、今大会の優勝候補の筆頭は月曜日にK・フリーゲン(ベルギー)を一蹴したトップシードでR・ガスケ(フランス)。今シーズンはまだタイトルを手にしていない21歳のガスケだが、ウィンブルドンでは優勝したR・フェデラー(スイス)に敗れたものの自身初となる四大大会ベスト4進出を果たし、世界ランクも14位とフランス人男子のトップにいる。今大会では昨年10月のリヨン以来となるタイトル獲得を狙う。
今大会の第2シードはL・ヒューイット(オーストラリア)で、今季2度目で自身27度目のツアー優勝を狙う。元世界ランク1位のヒューイットは、今大会がUSオープン2回戦敗退以来初の大会となる。
今大会の優勝賞金は6万5千850ドル。
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