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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープンは最終日の9日、女子ダブルス決勝を行い、第7シードのN・デシー(フランス)/D・サフィーナ(ロシア)組が第5シードのY・チャン(台湾)/C・ツァン(台湾)組を6-4, 6-2のストレートで下し見事優勝、優勝賞金40万ドルを獲得した。
サフィーナはUSオープンが始まる数日前にデシーにメールを送り、ダブルスを組みたい旨を連絡しての今回のペア実現となっていた。二人は昨年の全米女子ダブルス決勝ではお互いネット向こうの敵同士だった。デシーはV・ズヴォナレーワ(ロシア)と組み、サフィーナは現在杉山 愛のパートナーを務めるK・シュレボトニック(スロベニア)と組んでいたが、結局デシー/ズヴォナレーワ組が優勝した。
試合後デシーは「この(全米女子ダブルス優勝の)トロフィーを2度ももらえるなんて信じられない。でも試合が終盤に入ると、サフィーナと2人で優勝できるって感じた。このペアで優勝ができて、最高の気分よ。」と、喜びを伝えた。
第7シードのデシー/サフィーナ組は、準々決勝で第3シードのシュレボトニック/杉山組を、準決勝では第6シードのK・ペシュキ(チェコ共和国)/R・スタブズ(オーストラリア)組を、決勝では第5シードのチャン/ツァン組を、合計3組の上位シードを撃破しての見事な優勝だった。
これでデシーの女子ダブルスのタイトルは4つ目で、このうちグランドスラムタイトルは3つを数える。また全仏オープンの混合ダブルスではA・ラム(イスラエル)と組んで、シュレボトニック/N・ジモンイッチ(セルビア)組を倒して優勝している。
では今回見事優勝したデシー/サフィーナ組はこれからもペアを続けるのだろうか?彼女らはまだ決めていないが、デシーは「これからもペアを組めば勝って行けると思うわ。」と前向きに話した。
一方惜しくも準優勝に終わったチャン/ツァン組は、全豪オープンでも決勝に進んでいたが、C・ブラック(ジンバブエ)/L・フーバー(南アフリカ)組に敗れて同様に準優勝に終わっていた。
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