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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープンは大会13日目の8日、女子シングルス決勝が行われ、J・エナン(ベルギー)がS・クズネツォワ(ロシア)を6-1, 6-3で下し、2003年以来となる2度目の優勝を果たし、自身7度目の四大大会優勝を飾った。
これでエナンのグランドスラム優勝は、6月に行われた全仏オープンに続く今季2度目。今回はS・ウィリアムズ(アメリカ)、V・ウィリアムズ(アメリカ)ら優勝候補を相手に1セットも落とさない完全優勝だった。
「本当に素晴らしいわ。おそらく最も大切な優勝の1つになるかもしれない。この2週間のプレーの質は信じられないほど良くて、タフなドローを勝ち上がってこれたのも良い気分。誰に対してでもなく、自分自身に証明するものが沢山あって、それを成し遂げることが出来た。大会を通じて、安定して、落ち着いて、リラックスしてプレーできたのが良かった。1セットも失わずに優勝できたのも、誇りに思っているわ。」とエナンはコメントした。
エナンは優勝が決定した後、スタンドで見守っていたコーチのカルロス・ロドリゲス氏のもとに駆け寄り、固く抱擁を交わした。「カルロスと私にとって、とても大きな一日になった。昨年がどんなに大変だったか私達2人しか知らない。タフだったけど、彼がずっとサポートしてくれた。彼が私のためにいてくれて、彼と彼の家族、そして私は一緒に戦ってきたの。」とコーチへの感謝を述べた。
「彼は私が支えを必要としているのをわかっていて、いつでも後押しをしてくれた。彼は私に対して厳しくもあったけれど、それが重要な役割を担っていたの。ずっとスタンドにいる彼のところに走って行きたいと思っていたから、今年は2人にとって素晴らしい年になった。最後に彼とスタンドで抱き合えて嬉しかったわ。」
一方、敗れたクズネツォワも2004年以来の優勝を狙っていたが、女王エナンの前に屈した。しかし、前哨戦から今大会の決勝まで続いた10連勝のおかげで、週明けに発表となる最新ランキングでは2位に浮上することが決まっている。
「(負けたのは)辛いわ。スコア以上に接戦だったと思う。以前も話したとおり、ジュスティーヌはナンバーワン。彼女がベストなプレーをしたときは、私もしなければならない。けれど、今日はそれができていなかったから負けてしまった。」とクズネツォワはコメントした。
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