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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープンは大会9日目の4日、男子シングルス4回戦を行い、第2シードのR・ナダル(スペイン)、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、元王者のC・モーヤ(スペイン)が登場し、ベスト8の座をかけて戦いに臨む。
2年連続の8強入りを目指すナダルは、同胞のD・フェレール(スペイン)との対戦。クレーコートで圧倒的な強さを誇り、今年全仏オープン3連覇を達成したナダルだが、USオープンでは準々決勝が最高。昨年はM・ヨージニ(ロシア)にベスト4進出を阻まれた。
今年は大会直前に痛めた膝の不安を抱えた1回戦で1セットを落としたのみで、その後の2試合では9セット連取で勝ち上がってきている。3回戦では炎症止めを服用し、痛むそぶりを見せずに、新鋭JW・ツォンガ(フランス)を7-6 (7-3), 6-2, 6-1で下している。
一方のフェレールは、3回戦で第24シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)をフルセットで下し、USオープン4度目の挑戦で初の4回戦進出を決めている。
ナダル、フェレールと同じくスペイン勢のモーヤは、今大会は第17シード。3回戦ではP・コールシュライバー(ドイツ)との激闘を4時間3分で制した。4回戦では、第8シードのT・ロブレド(スペイン)をストレートで破った19歳の新鋭E・ガルビス(ラトビア)を迎え撃つ。
そして今大会の注目の的、夏の前哨戦でR・フェデラー(スイス)、A・ロディック(アメリカ)、ナダルを退けて優勝を果たしたジョコビッチが、クレー巧者のJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。
今季大躍進を遂げた20歳のジョコビッチは、2回戦のR・シュティエパネック(チェコ共和国)戦でフルセットを強いられた以外は、全て快勝で勝ち上がってきた。対するモナコは、初出場の2004年から3年連続で初戦敗退に涙を飲んできたが、今年は予想外の快進撃で初の4回戦に進んだ。ジョコビッチ、モナコともに初のベスト8入りを狙う。
残りの1試合では、28歳のJ・I・チェラ(アルゼンチン)が、王者フェデラーの練習パートナーでもあるS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
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