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(フランス、パリ)
全仏オープン7日目は、男子シングルス3回戦に3連覇を狙うR・ナダル(スペイン)が登場し、A・モンタネス(スペイン)を6-1, 6-3, 6-2の一方的な試合で退け、4回戦進出を決めた。次はL・ヒューイット(オーストラリア)と8強入りをかけて対戦する。
「第1セットはスコアは一方的だけど、結構もたついた。でも段々サーブもよくなって、スムーズにことが運んだ。」とナダルは試合を振り返った。
ナダルは1回戦から1セットも落とすことなく勝ち進んでおり、今年も優勝すると、1980年のB・ボルグ(スウェーデン)以来となる全仏オープン3連覇を達成する。なお、3日の日曜日はナダルの21歳の誕生日。
4回戦で当たることとなった第14シードのヒューイットは、この日J・ニエミネン(フィンランド)と対戦し、出だしは鈍かったが、1-6, 6-3, 7-5, 6-2の逆転で退けた。先月のハンブルグ・マスターズ準決勝では、ナダルからセット先取する勢いを見せたヒューイットだけに、簡単にはいかないことが予想される。
今季急成長を見せる要注意人物N・ジョコビッチ(セルビア)は、O・パシャンス(フランス)から思わぬ苦戦を強いられたが、7-6 (7-2), 2-6, 3-6, 7-6 (7-4), 6-3で4時間を越える接戦をなんとか切り抜けた。最終セットも3-3でジョコビッチは0-40でサービスブレークを許す直前まで追い込まれたが、その大事な局面をしのぐと、次のゲームでブレークを決めて、流れを決定的とした。
4回戦では、D・フェレール(スペイン)との同胞戦を制したF・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。
第16シードのM・バグダティス(キプロス)は、6-2, 6-2で迎えた第3セットを前にして対戦相手のJ・ハジェク(チェコ共和国)が肩の負傷で棄権したため、4回戦に進むこととなった。これまでの3試合とも短い試合で、「初めての全仏オープン2週目で、楽しみだ。全然疲れていないし、闘志まんまんだよ。」と、意気込みを見せた。
4回戦の相手はI・アンドレエフ(ロシア)。
その他、ダブルス・スペシャリストとして知られるJ・ビョークマン(スウェーデン)もO・エルナンデス(スペイン)を6-7 (3-7), 6-3, 6-0, 6-1で下した。ビョークマンは35歳で、今大会男子シングルスの最年長。次は、1998年覇者のC・モーヤ(スペイン)と対戦する。
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