- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

（オーストラリア、シドニー）

メディバンク国際女子（賞金総額６０万ドル、ティア２）は、火曜日に上位シードのＡ・モレスモ（フランス）やＫ・クレイステルス（ベルギー）らが２回戦に登場した。モレスモは同胞のＴ・ゴロバン（フランス）に一時リードを許したものの6-7(4-7), 7-5, 6-1の逆転勝ち。Ｋ・クレイステルスも順当に準々決勝入りを決めた。

フルセットの接戦を制したモレスモは、「今日の試合は、これからのシーズン徐々にギアを上げながら進んでいく上で、ちょうどいい試合だった。第３セットでは動きもよくなっていたしね。良かった点もあれば、見直すべき点もあった。」と、試合を振り返っていた。またその他シード勢では、第３シードのＫ・クレイステルスと第８シードのＮ・バイディソバ（チェコ共和国）が、それぞれＮ・プラット（オーストラリア）に6-1, 6-2、Ｙ・フェダク（ウクライナ）に6-3, 6-1と圧勝で準々決勝進出を決めた。

しかし一方で、第２シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）はＫ・シュレボトニック（スロベニア）との試合で、第１セットを2-6で落としたところで呼吸困難を起こしリタイヤ。第４シードのＮ・ペトロワ（ロシア）もＡ・イバノビッチ（セルビア）との試合中、2-6, 2-4とリードを許したところで胃の痛みを訴え棄権する結果になってしまった。また第６シードのＥ・デメンティエワ（ロシア）がＮ・リー（中国）に6-3, 1-6, 5-7の逆転で、第７シードのＰ・シュニーダー（スイス）もＳ・ペア（イスラエル）に6-7(3-7), 2-6でそれぞれ敗れ、大会から姿を消している。

その他、昨日Ｍ・ヒンギス（スイス）を下す殊勲を上げたＪ・ヤンコビッチ（セルビア）は主催者推薦で出場のＳ・ストザー（オーストラリア）を6-2, 7-6(7-2)で下し８強入りを果たした。準々決勝ではモレスモと対戦する。

今大会の優勝賞金は８万８千２６５ドル。