HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのウィンブルドン選手権の男子ダブルスでマイクとボブのブライアン兄弟(米国)が初優勝した。全豪、全仏、全米各オープンを制していた2人は、1968年の4大大会オープン化以降3組目となる4大大会全制覇ペアとなった。「人生でずっと夢見てきた」(マイク)という栄冠を獲得した。
ウィンブルドンでの兄弟ペアの優勝は1905年のドハティ組(英国)以来。決勝で勝利が決まると、弟のボブにマイクが飛び乗った。「ついに全部取ったんだ」。両親の手ほどきで2歳からラケットを握った双子の兄弟は、伝統のセンターコートで歓喜を分かち合った。
4大大会は2003年の全仏を初制覇。昨年1月の全豪から今大会まで、7大会連続で決勝に進む安定ぶりだが、そのうち4度はあと1勝が奪えなかった。昨年のウィンブルドンでは決勝で敗れ「一番大きい勝利を最後に残しておいたのさ」(マイク)と笑うしかなかった。
今大会の男女シングルスで米国勢は1人もベスト8に残れない惨敗だった。既に帰国していた男子のロディック、ブレークらから次々に祝福の電話を受けた兄弟は「これは米国のタイトルだ」と胸を張った。(ウィンブルドン共同)(了)
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.