HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(フランス、パリ)
全仏オープン大会12日目の木曜日、この日は、注目の女子シングルス準決勝が行われる。まず第8シードのS・クズネツォワ(ロシア)対第16シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)の試合に続き、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)対第5シードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌの試合が行われる予定だ。
全仏オープン連覇のかかるエナン=アルデンヌは、同じくベルギー出身のクレイステルスと対戦。両者はこれまでツアーで19回戦っており、10勝9敗でクレイステルスが勝ち越している。また全仏オープンでは過去2度対戦しており、2001年は準決勝でクレイステルスが、2003年は決勝でエナン=アルデンヌが勝利している。
年初の全豪オープン決勝では、体調不良からまさかの途中棄権を余儀なくされたエナン=アルデンヌだが、今大会絶好調を続けており、準決勝では急成長株のA・グローネフェルド(ドイツ)をストレートで下してのベスト4入りだ。一方のクレイステルスも、全豪オープンでまさかの足首捻挫で棄権を強いられており、エナン=アルデンヌ同様、今大会制覇にかける意気込みは強い。クレイステルスは準々決勝で元女王M・ヒンギス(スイス)を倒してのベスト4入り。
ベルギー対決に注目が集まる中、もう一方の準決勝では、快進撃を続ける17歳のバイディソバと、スランプからの完全復活を印象付けているクズネツォワが対戦する。
昨年のAIGジャパンオープン優勝がまだ記憶に新しいバイディソバは、今大会で大旋風を巻き起こしている。4回戦で地元期待のトップシードA・モレスモ(フランス)を、準々決勝では昨年ウィンブルドン女王のV・ウィリアムズ(アメリカ)をそれぞれフルセットの末に破っての4強進出。一方のクズネツォワは四大大会初優勝を決めた2004年のUSオープン以来のベスト4進出で、準々決勝では同胞D・サフィーナ(ロシア)を逆転で下しての勝ち上がり。両者は昨年のウィンブルドンで1度だけ対戦しており、その時はフルセットでクズネツォワが勝利している。
その他、大会12日目には日本期待の男子ジュニア、錦織 圭が準々決勝に登場し、第8シードのペトル-アレクサンドル・ランカーニュと対戦する。また錦織はダブルスでも準々決勝を戦うことになっており、トーマス・ファビアーノ/ダニエル・ロペス組に挑戦する。
また女子ジュニアでは、第2シードとして森田 あゆみ/チャン・ユンジャン組が準々決勝に登場し、第8シードのソラーナ・クリスティ/アレクサンドラ・パノヴァ組と対決する。
その他、注目の対戦カードは以下の通り。
【男子ダブルス】準決勝
B・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ) (1) vs.A・パベル(ルーマニア)/A・ヴァスケ(ドイツ) (15)
J・ビョークマン(スウェーデン)/M・ミルニ(ベラルーシ) (2) vs.L・ドロウィー(チェコ共和国)/P・ビズネル(チェコ共和国) (13)
【混合ダブルス】準決勝
M・ナブラチロワ(アメリカ)/B・ブライアン (6) vs.E・リホフツェーワ(ロシア)/D・ネスター(カナダ) (7)
K・シュレボトニック(スロベニア)/N・ジモンイッチ(セルビア) (8) vs.V・ズヴォナレーワ(ロシア)/A・ラム(イスラエル)
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.