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（フランス、ストラスブール）

ストラスブール国際（賞金総額１７万５千ドル、ティア３、クレー）は土曜日に決勝が行われ、第２シードのＮ・バイディソバ（チェコ共和国）がＳ・ポン（中国）を7-6 (9-7), 6-3で下し、見事優勝した。これでバイディソバはツアー６勝目で、日曜日から開幕する全仏オープンでは第１６シードとなっている。

バイディソバは記者会見で「この優勝で、全仏オープンに向けて完璧な仕上がりになったわ。」と語った。「同じサーフェスのコートで優勝することは一番大切な準備だもの。この１週間にはとても満足しているし、万全の体制でロランギャロス（全仏オープン）に臨めると思うわ。」

この勝利でバイディソバはシングルス９９勝目を記録したが、第１セットでは0-3と劣勢を強いられ、またタイブレークでも相手のミスに助けられた。バイディソバは「調子を取り戻すためにはミスを減らさなくてはならなかった。ポンは第１セットのタイブレークでセットを奪うチャンスが何度かあったけど、私の方がラッキーだったみたいね。でも私たちは両者ともにナーバスになっていた。」と試合を振り返っていた。

第１セットを奪取したバイディソバは、第２セットで3-0とリードを奪うものの、その後ポンの反撃にあってしまった。「第２セットで3-0とリードしたんだけど、そのまま素直に勢いには乗れなかったわ。最後は何とかストレート勝ちできたほっとしているけれど。」と話していた。

ポンは準決勝でディフェンディング・チャンピオンのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）を下しての決勝進出だったが、惜しくも準優勝に終わった。