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(アメリカ、カリフォルニア州サンノゼ)
SAPオープン(旧称シーベル・オープン、賞金総額38万ドル)の大会5日目、A・ロディック(アメリカ)が3連覇に向けて勝ち進む一方で、L・ヒューイット(オーストラリア)も着々と調子を取り戻してきており、準々決勝ではW・アーサーズ(オーストラリア)を7-6 (7-4), 6-2で下しベスト4進出を決めた。
キャリア25勝目を目指す第3シードのヒューイットは、この日アーサーズの19本に対して14本のサービスエースを決めるなど好調だった。試合後、「今日の試合では2人ともサーブの調子が良かったね。だから、タイブレイクは何とかものにできたという感じだった。先週のデビスカップでは一緒に沢山練習していたから、気心も、プレーも互いによく分かっていたおかげかな。」と対戦を振り返っていた。
来週金曜日に24歳の誕生日を迎えるヒューイットは、次の準決勝では地元アメリカのV・スペーディア(アメリカ)と対戦する。そのスペーディアは、6-1, 2-6, 6-3でK・フリーゲン(ベルギー)を下しての勝ち上がり。「第1セットでは波に乗ってプレーできた。彼(フリーゲン)の速いサーブに対して良いリターンを返さなくてはと思っていたんだけど、第2セットでは押し返されてしまった。ただ重要なポイントではアグレッシブにいけたと思う。」と試合後語っていた。また準決勝で対戦するヒューイットについては「このサーフェスでは、ヒューイットは強敵だよ。彼も、良いリターンを返さなければと考えていると思うよ。」とコメントしていた。
もう1人のベスト4は、R・ソデルリング(スウェーデン)を4-6, 7-5, 6-4の逆転で倒した期待の新人A・マレー(英国)。マレーは、ツアータイトルこそまだ無いものの昨年のバンコクでR・フェデラー(スイス)と決勝を戦ったことがある。この日は「今日は最悪のスタートだった。木曜日の試合がナイトマッチで、11時ごろまで寝られなかったこともあると思う。この2試合では良いリターンが出来ているし、良い感じだと思うよ。」と語っていた。マレーは準決勝で、トップシードのロディックとランキング84位のB・パウ(ドイツ)との勝者と対戦する。
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