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(フランス、パリ)
フランスガス・オープン(賞金総額60万ドル、ティア2)の準決勝2試合が土曜日行われ、トップシードのA・モレスモ(フランス)と第2シードのM・ピアース(フランス)が勝ち進み、決勝はフランス勢同士の戦いとなった。
ピアースは第4シードのP・シュニーダー(スイス)を6-4, 6-2のストレートで退けた。ピアースはシュニーダーには分がよく、これで4連勝の通算7勝2敗となった。
続く試合ではモレスモがT・ゴロバン(フランス)と初対戦した。モレスモは第1セットで5-0とリードしながらも逆襲に合いそのセットを落とすと、第2セットでも相手にマッチポイントを握られるピンチに立たされたが、そこから逆転に成功し、6-7 (5-7), 7-5, 6-2で勝利した。
「第1セットと第2セットはちょっとてこずって、どう転んでもおかしくない展開になった。でも第3セットではサーブ&ボレーなどで相手のリズムを崩したのが上手くいった。」と窮状を脱したモレスモは語った。
前日はN・ペトロワ(ロシア)にマッチポイントを握られながらも競り勝ちしたゴロバンは、皮肉にも今日は逆の立場となった。今大会にはこれまで3回出場し全てベスト4で終わっている。
ゴロバンは、「(第1セットでは5-0となったけど)第1セットと第2セットは内容的には競っていた。でもマッチポイントを逃したのが響いたのか、第3セットの出だしでまずった。」と悔しさを隠し切れないでいた。
決勝で対戦するモレスモとピアースは、モレスモの5勝4敗となっている。ここ最近では、昨年のUSオープン準々決勝、年末のチャンピオンシップ大会のラウンドロビンではピアースが勝っているが、同チャンピオンシップ大会決勝ではモレスモが逆転勝ちしている。モレスモは今大会では通算21勝5敗で、2001年に優勝しており、その他3回準優勝を収めている。一方のピアースも19勝8敗で、1998年の優勝に2度の準優勝と、いずれも好成績を残している。
今大会でフランス勢同士の決勝が実現するのは初めて。
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