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(オーストラリア、メルボルン)
「はっきりいってテニス中継はほとんど見ないし興味が無いの。よほどエキサイティングな試合でもやっていない限りは、別の番組を見るわ。」と語り、テニス中継より人気テレビドラマのほうが面白いと言うM・シャラポワ(ロシア)が、今のテニス界について語った。
「今のテニス界には、選手のためにもファンのためにもやらなくてはいけないことがたくさんあるわ。まずシーズンはあまりに長すぎ。1年12ヶ月のうち、10.5ヶ月までがシーズンというのは異常。これでは、テニス漬けでテニスのこと以外知らない人間になってしまうわ。そんなの完全にクレージーね。それと、コート・サーフェースとボールにもっと統一性を持たせて欲しいわ。私たちは今週リバウンド・エース(全豪オープン会場のサーフェース)でプレーしたと思ったら、次は東京で人口芝のサーフェースでプレーしないといけないの。それも重さの違うボールを使ってね。 」
シャラポワは、よほど現在のツアー運営については不満があるらしく、続けて、「皆、自分の利害だけで動いているから、結果としてまったく統制の取れないシステムが出来上がってしまっているんだと思う。ATP、WTA、ITFが一緒になって連携して年間のスケジュールを調整したりすることが大事。でも、うまく回るようになるまでには、まだ当分は時間がかかりそうね。」とまくし立てた。ツアー運営については、すでにA・ロディック(アメリカ)、A・アガシ(アメリカ)、L・ダベンポート(アメリカ)など多くのトップ選手から不満の声が上がっており、ATPやWTAなどの早急な対応を迫られている。
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