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(オーストラリア、メルボルン)
18ヶ月前に一度は現役引退を決意したL・ダベンポート(アメリカ)だが、「もう一度グランドスラムで優勝する」という目標を胸に今も挑戦し続けている。今年の全豪オープンではJ・エナン=アルデンヌ(ベルギー)の前に惜しくも目標達成とは行かなかったが、「負けはしたけれど、ここで諦めるつもりはない。」と語り、これからも目標に向かって挑戦しつけるつもりだと語った。
とはいっても今年30歳になるだけに、記者からは「今年度中に現役引退するつもりでは」との質問が飛ぶ。その問いにダベンポートは、「数年前、理由は分からないけれど、テニスをしてても楽しくないと思う時期があった。でも、いつからか『テニス愛』みたいなものが私の中で再び満ち溢れてきて、今ではテニス無しの生活なんて考えられないって感じなの。テニス無しの生活が考えられない以上、もっと練習してトップにい続けられるようにしないといけないわね。キャリアの終盤になって素晴らしい輝きを放ちはじめる選手がいるけれど、そうしたことは私にとってすごく励みになるわ。」と語り、しばらくは現役を続ける意向であると語った。
昨日、準々決勝でエナン=アルデンヌに敗れたことで世界1位の座から転落する可能性が出てきたが、「重要でないとまでは言わないけれど、そのこと(世界ランキング)は、私にとってあまり意味がないことなの。私のゴールは、今よりももっと素晴らしいプレーが出来るようになることであり、出場する大会で良い成績を収めていくことだけ。」と話していた。
ダベンポートは、今週中に米国に戻り、負傷した足首の治療に専念した後、今季出場する大会を選定する予定だという。
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