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(オーストラリア、メルボルン)
男女シングルスのベスト8が出そろい、全豪オープン9日目の24日は、ベスト4進出を狙って準々決勝が行われる。
現在世界ランキング1位でトップシードのL・ダベンポート(アメリカ)を先頭に、勝ち残った8人のうち6人が世界No.1経験者という、まさに新旧女王たちの競演となった女子シングルス準々決勝では、まずそのダベンポートとJ・エナン=アルデンヌ(ベルギー)の試合に注目が集まる。
ダベンポートは3回戦の対M・キリレンコ(ロシア)戦で左かかとを痛めはしたものの、続く4回戦では第14シードのS・クズネツォワ(ロシア)に6-2, 6-4で快勝するなど、順調に勝ち上がってきている。ダベンポートは2000年の今大会以来となる四大大会タイトルを狙っている。
一方のエナン=アルデンヌは、2004年に今大会優勝を遂げているが、去年は右ひざの怪我のためタイトル防衛ができずにいた。ダベンポートに対しては4勝5敗と負け越してはいるが、ここ4回の対戦は2年前の今大会準々決勝を含め全て勝っている。
もう一試合行われる女子準々決勝は、第4シードM・シャラポワ(ロシア)対第6シードN・ペトロワ(ロシア)のロシア対決となった。
4回戦では、シャラポワはD・ハンチュコバ(スロバキア)に対し両セットとも逆転で6-4, 6-4で勝利し、またペトロワはE・ヴェスニナ(ロシア)を6-3, 6-1で一蹴している。
両者はこれまでシャラポワの3勝1敗で、去年のウィンブルドンとUSオープンそれぞれの準々決勝ではシャラポワが勝っているが、年末のツアーチャンピオンシップではペトロワが6-1, 6-2で雪辱を果たしている。
男子では、第4シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)対F・サントロ(フランス)、第7シードI・リュビチッチ(クロアチア)対M・バグダティス(キプロス)の対戦が行われる。4年連続の準々決勝進出となるナルバンディアン以外は、四大大会のベスト8進出は初めて。
うち33歳で最年長のサントロは、四大大会54度目の挑戦となり、4回戦では第11シードのD・フェレール(スペイン)をストレートで破って勝ち上がっている。ナルバンディアンに対しても2勝1敗と勝ち越している。
また、地元のギリシャ系サポーターからの大声援を受けて、今大会最大の刺客として活躍しているバグダティスは、4回戦で第2シードのA・ロディック(アメリカ)を4セットで下す大波乱を演じている。リュビチッチとは去年の今大会2回戦で一度だけ対戦しており、そのときはバグダティスが勝っている。
女子ダブルスでは、センターコート第1試合で、第9シードの浅越 しのぶ(日本)&K・シュレボトニク組が第2シードのC・ブラック(ジンバブエ)&R・スタブズ(オーストラリア)組と対戦する。
ジュニアでは、昨日1回戦と突破した森田 あゆみ(日本)、会田翔、杉田祐一、錦織圭が2回戦で登場する。
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