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(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープン大会6日目の土曜日、アジア勢としてただ1人シングルス3回戦に進出した中村藍子(日本)が第2試合に登場し、第7シードのP・シュニーダー(スイス)と対戦したが、2-6, 3-6で敗れ、初の4回戦進出はならなかった。
昨年の全豪オープンで四大大会デビューを果たした中村は、昨年一年を通して四大大会本選を経験し、そのうち3大会で2回戦まで勝ち進んだ。そして、今大会では初めて3回戦まで勝ち上がってきた。
アジア勢唯一の勝ち残り選手ということで、中村には4回戦進出の期待がかかっていたが、今日の対戦相手は昨年自己最高の世界ランキング7位をマークしたシュニーダー。中村が第1セット第1ゲームで相手のサービスをブレイクして試合の幕が開くが、その後はファーストサーブの入りが悪く、徐々にシュニーダーに試合のペースを奪われた。
第2セットでは、果敢にネットに出てポイントを取ろうとした中村だが、エラーが18本と多く、リズムを掴むことが出来ず、逆転の糸口を見つけられないまま、ゲームセットとなった。しかし、シード選手を破っての2回戦進出の経験は今後の試合に活きてくることになろう。
その他の女子の試合では、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)が6-1, 6-2でR・ビンチ(イタリア)を退け、第15シードのF・スキアボーネ(イタリア)がM・サンチェス・ロレンソを6-0, 6-0のダブルベーグルで下している。
ダブルスでは、杉山愛(日本)/D・ハンチュコバ(スロバキア)組がS・ポン(中国)/N・リー(中国)組を6-4, 6-3で下し、3回戦、ベスト16進出を決めた。
男子では、T・ハース(ドイツ)が地元期待のP・ルクザック(オーストラリア)を4-6, 6-3, 6-4, 6-4で、第12シードのD・フルバティ(スロバキア)がI・アンドレエフ(ロシア)を1-6, 6-4, 6-3, 2-6, 6-4で、J・I・チェラ(アルゼンチン)がK・フリーゲン(ベルギー)を6-1, 6-4, 6-4でそれぞれ下している。
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