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(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープン大会4日目の19日、浅越しのぶが第2試合に登場し、第7シードのP・シュニーダー(スイス)と対戦したが、1-6, 6-7(9)で敗れ、同大会初の3回戦進出はならなかった。この結果、この試合に先駆けて3回戦進出を決めた中村藍子(日本)とシュニーダーが次の試合で対戦する。
他の四大大会では3回戦以上に進んでいる浅越だが、全豪オープンでは2005年に2回戦に進んだのが最高と相性が悪い。今回はそのジンクスを破るべく、ここまで2勝1敗と勝ち越していた世界ランキング7位のシュニーダーに挑んだが、ファーストサーブの不調とシュニーダーの多彩なショットの前に、持ち前にストローク力を活かしきれなかった。
第1セットを1-6で落とした後、第2セットでも2-5とリードされ、このままゲームが決着するかと思われたが、そこから3ゲーム連取してタイブレイクに持ち込むという反撃を見せたが、最後は9-11でシュニーダーに振り切られ、あえなく敗退となった。
勝利したシュニーダーはこれまで全豪オープン9回の出場のうち、4回戦以上に6回進んでおり、一昨年はベスト4、昨年はベスト8と好成績を残している。
その他女子の試合では、ロッド・レーバー・アリーナの第1試合で、第21シードのA・イバノビッチ(セルビア・モンテネグロ)が地元オーストラリアのS・ストザー(オーストラリア)に3-6, 5-7で敗れる波乱があった。また、第32シードのS・ミルザ(インド)も、先週のホバートを制したM・クライチェック(オランダ)に3-6, 5-7で敗れた。
上位シード勢では、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)が6-4, 6-2でM・ユエン(中国)に勝利。第3シードのA・モレスモ(フランス)もE・ロワ(フランス)との同国対決を7-6(1), 6-2で制した。第12シードのA・ミスキナ(ロシア)は7-6(4), 0-6, 6-3のフルセットでJ・ジャクソン(アメリカ)を下している。
また、女子ダブルス1回戦に登場した第6シードの杉山愛(日本)/D・ハンチュコバ(スロバキア)組は、B・ストリコバ/N・バイディソバ(チェコ共和国)組を7-5, 6-3のストレートで下し、2回戦進出を決めている。この他大会4日目には、日本勢では、男子で鈴木貴男(日本)/岩渕聡(日本)組と、浅越しのぶ(日本)/K・シュレボトニック(スロベニア)組が登場する。
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