（オーストラリア、メルボルン）

全豪オープン3日目のナイトセッションで、世界ランキング4位で今大会第4シードのM・シャラポワ（ロシア）が登場し、A・ハークルロード（アメリカ）を6-1, 7-5で下して、2回戦を突破した。

昨年準決勝まで進出し、S・ウィリアムズ（アメリカ）相手にマッチポイントを握りながらも、逆転で敗れていたシャラポワは、今大会には胸の負傷を抱えながらの出場。第1セットはシャラポワがあっさりと奪ったが、第2セットではショットをしつこく打ち返してくるハークルロードに5-4で2本のセットポイントを握られるピンチに陥った。しかし気合の叫び声とともにこれを切り抜けると、肝心なところでミスを犯してしまう相手を一蹴するかのようにこの後の2ゲームを連取して試合をものにした。

ダブルスでは1回戦に登場した中村　藍子（日本）と藤原　里華（日本）は、ともにストレートで敗れ、2回戦に進むことは出来なかった。

チョ・ユン=ジュング（韓国）と組んで出場した中村は、S・ブレモン（フランス）/S・スファール（チュニジア）組と対戦し、4-6, 2-6のストレートで敗れた。
また、藤原はチュアン・チジュン（台湾）と組んで、M・アニ（エストニア）/A・ヴァンク（ルーマニア）と対戦。第2セットではセットポイントを迎えながらも痛恨のミスを犯し、2-6, 5-7で敗れた。