ズベレフ覚醒「もっと勝ちたい」

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ズベレフ
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク114位のA・フェリー(イギリス)を7-6 (7-0), 6-2, 6-4のストレートで下し初の決勝進出を果たすとともに、四大大会での2大会連続優勝に王手をかけた。試合後、ズべレフは今季取り組んでいるという攻撃的なプレースタイルへの変化に手応えを口にするとともに、「もっと勝ちたい」と勝利への貪欲な思いを語った。

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29歳で世界ランク3位のズべレフが同大会に出場するのは4年連続10度目。これまでは3度のベスト16が最高成績となっていたが、今大会は1回戦で同36位のA・ブロックス(ベルギー)、2回戦で同75位のV・ロイエ(フランス)、3回戦で同92位のM・ギロン(アメリカ)、4回戦で第13シードのJ・レヘチカ(チェコ)、準々決勝で第6シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し、4強入りした。

今大会、ワイルドカードでの出場ながら快進撃で4強入りした23歳のフェリーとの顔合わせとなった準決勝。ズベレフはファーストサービス時に77パーセント、セカンドサービス時には82パーセントという高いポイント獲得率を記録した。第1セット中盤に1度ブレークを許したものの、その後はブレークポイントすら与えない安定したサービスゲームを展開。攻撃的なフォアハンドを軸に44本のウィナーを決めて主導権を握ると、リターンゲームでは4度のブレークに成功し、2時間14分でストレート勝ちを収めた。

ズベレフはこれで、優勝を飾った先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き、四大大会で2大会連続の決勝進出となり、連続優勝に王手をかけた。

試合後の会見でズベレフは「ウィンブルドンで決勝に進めて本当にうれしい」と喜びを語った。

続けて自身のプレーについては「今年はもっと攻撃的にプレーしようと取り組んできた。試合を自分から支配することを意識していて、その中でフォアハンドは非常に重要な要素になっている。フォアハンドが良い時は、自分も良いプレーができている」とコメント。「ここ数ヵ月はうまく機能していると思う」と手応えを口にした。

また、全仏オープンで悲願の四大大会初優勝を果たしたことについては、「メジャー大会で優勝すると、『自分にもできる』という感覚が自分の中に残る」と語り、「それだけではなく、自分のテニスそのものも大きく成長したと感じている。フォアハンド、バックハンド、サーブ、リターンが良くなれば、もっと多くの試合に勝てる。選手として成長することが結果につながるんだ」と自身の変化を明かした。

それでも、「僕は集中力を保っているし、勝利への貪欲さも失っていない。もっと勝ちたい。最高レベルでプレーし続け、勝ち続けたいと思っている」と語り、「日曜日にはまた大きなチャンスがある」と決勝を見据えた。

決勝では第1シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第7シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がり。


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(2026年7月11日8時04分)
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