男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は日本時間14日(現地13日)、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのB・シェルトン(アメリカ)が第8シードのJ・レヘチカ(チェコ)に6-4, 6-4のストレートで快勝し初のベスト4進出を果たすとともに、次週更新の世界ランキングで初めてトップ10入りすることを決めた。
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22歳で世界ランク12位のシェルトンが同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は初戦敗退となっていたが、今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世ランク132位のPH・エルベール(フランス)を下し準々決勝に駒を進めた。
23歳で世界ランク33位のレヘチカとの顔合わせとなった準々決勝、シェルトンは武器のサービスで18本のエースを決めると、ファーストサービス時に100パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークポイントを与えずキープを続け、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークを奪い、わずか1時間で4強入りを決めた。
この結果、シェルトンは次週更新される世界ランキングで初めてトップ10入りすることが決定した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシェルトンのコメントを掲載。2023年に同大会で同胞のF・ティアフォー(アメリカ)が優勝し初のトップ10入りを果たしたことを引き合いに出し喜びを語った。
「本当にすごいことだ。テニス界の中では大きな節目になる。シュトゥットガルトはアメリカ人選手がトップ10入りを果たすのに最適な場所なんだと思うよ。数年前、フランシス・ティアフォーが優勝したのをみんなも知っているでしょ。僕は今週のことを考えいる。今週はこの調子を続けていって、(決勝が行われる)日曜日にプレーしたいと思っている」
勝利したシェルトンは準決勝で第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第6シードのB・ナカシマ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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