望月慎太郎 かつてアルカラスにも勝利

ゲッティイメージズ
(左から)望月慎太郎とアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATPは13日に公式サイトを更新し、世界ランク178位の望月慎太郎のインタビューを掲載した。

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22歳の望月は、2019年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ジュニアの男子シングルスで優勝。四大大会ジュニアの男子シングルスでタイトルを獲得した初の日本人選手となり、ジュニア世界ランク1位にも立った。

当時のジュニア世界ランク2位はH・ルーネ(デンマーク)、同3位はL・ムセッティ(イタリア)となっており、両者ともに現在世界ランキングでトップ10入りを果たしている。

また、現在世界ランク2位で前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で大会2連覇を成し遂げるとともに、四大大会で5度目のタイトルを獲得したC・アルカラス(スペイン)にもジュニア時代(2017年)に勝利していた望月はアルカラスについて語った。

「当時僕たちはまだ14歳くらいだった。彼(アルカラス)は今、全く違う選手だ。特に体格がね。すごく大きくなったし、すごく強い。プレースタイルは似ていると思う。大きな違いはないけど、明らかにずっと強くなっている」

「彼を本当に尊敬している。きっとあの位置にいるためにものすごく努力してきたんだと思う。彼の体を見ればわかる。あのレベルに到達するために、ものすごく努力している。彼は本当にいい人で、今でも会うと挨拶してくれる。世界トップ5とかトップ10でお金も実績も豊富な選手だから、僕に何も言ってくれないんじゃないかと思っていた。でも、彼は本当にいい人だ。本当に尊敬している」

アルカラスやルーネ、ムセッティら同世代の選手たちがトップに上り詰めている中でも望月は冷静に自らに焦点を当てている。

「常に、そして毎日成長し続けること。それが僕のキャリアにおいて最も重要なことだと思う。僕はまだ若く、多くのことを学んでいる」

その望月はウィンブルドンと同じ芝コートで現在行われているレクサス・イルクリー・オープン(イギリス/イルクリー、芝、ATPチャレンジャー)に出場中。13日に行われた準々決勝では予選勝者で世界ランク266位のO・クロフォード(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで下しベスト4進出を果たした。

14日に行われる準決勝では、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク340位のJ・ジョーンズ(イギリス)と対戦する。


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(2025年6月14日12時43分)
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