テニスのエキシビションマッチ「ドリームテニスARIAKE」は8日、車いすテニスのシングルスが行われ、元世界ランク1位の国枝慎吾が現世界ランク1位の小田凱人を6-3で破った。
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『日本のためにテニスでドリームを!』を掲げるドリームテニスARIAKEは、今回が2018年以来6年ぶり9度目の開催。有明コロシアムで行われるのは7年ぶりとなる。
今回のイベントの収益の一部は、日本テニス協会の能登地震震災復興支援事業に寄附される。
40歳の国枝は、2023年1月に世界ランク1位のまま現役を引退。この日は18歳で現世界ランク1位の小田と対戦した。両者はともにパラリンピックの金メダリストであり、新旧王者対決となった。
1セットマッチで行われたこの試合、国枝は現役時代を彷彿とさせるプレーをみせ第2ゲームと第6ゲームでブレークに成功。第7ゲームで小田に1度はブレークを許したものの、リードを守り切った国枝が勝利を収めた。
国枝は試合後「気合い満タンでやりました。2ヵ月前から練習を始めましたが、現役時代のトレーニングをすると身体が耐えられなくて腰が痛くなりました」と笑顔で語った。
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