男子テニスの柳川高等学校×橋本総業 国際男子オープンテニス2024(日本/柳川、ハード、ITF)は3日にシングルス決勝が行われ、ノーシードから勝ち上がった菊地裕太は第1シードのP・ヘニング(南アフリカ)に6-7(1-7), 1-6のストレートで敗れ、準優勝をおさめた。
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同大会は現役の高校生がトーナメントディレクターを務め、高校のテニスコートにて国際大会を開催するという他に類のない大会。出場する選手はもちろん、現役テニス部の高校生たちが良い大会を作るべく奮闘する姿も注目される大会となっている。
現在世界ランク1,341位の菊地がITFツアー大会で決勝に進出するのは、初優勝を飾った2022年10月のノーマン・オープン(アメリカ/オクラホマ、ハード、ITF)以来2年ぶり3度目。前日に行われた準決勝では、同1,096位のオ・チャンヨン(韓国)を5-7, 6-3, 7-6 (8-6)の激闘の末に破り、決勝へ駒を進めた。
一方のヘニングは準決勝で第3シードの川橋勇太を6-0, 6-1で退けての勝ち上がり。ITFツアーで2勝目を狙う菊地に対して、世界ランク404位のヘニングは今季同ツアーで4度優勝を飾っている。
迎えた決勝戦、第1セットはタイブレークにもつれるも、これを制したヘニングが続く第2セットを6-1で決め、今大会5試合全てストレート勝ちで今季5勝目をあげた。
ITFツアーで2度目の準優勝をおさめた菊地は、4日から行われるアンタルヤシリーズ(トルコ/アンタルヤ、クレー、ITF)に出場を予定している。
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