女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は大会初日となった2日、シングルスパープルグループの第1戦が行われ、第1シードのA・サバレンカが第7シードのジェン・チンウェン(中国)を6-3, 6-4のストレートで下し、初戦を白星で飾った。
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同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。
大会初日のシングルス1戦目には26歳で世界ランク1位のサバレンカが登場。サバレンカが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2022年の準優勝となっている。
世界ランク7位のジェンとの顔合わせとなったこの試合、サバレンカはファーストサービス時に93パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功。安定した試合運びでストレート勝ちを収めた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載している。サバレンカは「勝利に本当に満足している。彼女(ジェン)との試合はいつも厳しい戦いになるが、この試合をストレートで終えることができて本当に嬉しい」と語った。
サバレンカは第2戦で第4シードのJ・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは同日に行われた第1戦で第5シードのE・ルバキナ(カザフスタン)をストレートで下し1勝を挙げている。
【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】
●パープルグループ
サバレンカ 1勝
パオリーニ 1勝
ルバキナ 1敗
チンウェン 1敗
●オレンジグループ
I・シフィオンテク(ポーランド)
C・ガウフ(アメリカ)
J・ペグラ(アメリカ)
B・クレチコバ(チェコ)
※クレチコバはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝し、年間獲得ポイントで上位20位に入ったため出場。
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