‘22年王者2年ぶり4強「戦いの連続」

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4強入りを決めたルーネ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第13シードのH・ルーネ(デンマーク)が第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-4, 4-6, 7-5のフルセットで破り、2022年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。

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2022年の同大会ではS・ワウリンカ(スイス)H・フルカチュ(ポーランド)A・ルブレフF・オジェ アリアシム(カナダ)N・ジョコビッチ(セルビア)らそうそうたるメンツを下して「ATPマスターズ1000」初制覇を成し遂げた21歳のルーネ。今大会は初戦で世界ランク38位のM・アルナルディ(イタリア)、2回戦で同33位のA・ブブリク(カザフスタン)、3回戦で同85位のA・カゾー(フランス)を破って8強入りした。

一方のデ ミノーは3回戦で世界ランク15位のJ・ドレイパー(イギリス)を下しての勝ち上がり。

準々決勝、第1セットでルーネはファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得しデ ミノーに1度もブレークを許すことなく先行する。第2セットでは1度ブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれるが、ファイナルセットでは1度ずつブレークを奪い合って訪れた終盤に2度目のブレークに成功。2時間26分で4強入りを決めた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルーネのコメントが掲載されている。

「彼(デ ミノー)は僕に対してとても多くのパッシングを入れてきた。彼はどのボールも質の高いものにしていたし、コートの奥深くまでボールを運んでいたんだ。自分のプレーを少し調整する必要があったし、常に戦いの連続だった。でも、最後の方のゲームへの接し方はとても良かったね」

準決勝では第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第10シードのS・チチパス(ギリシャ)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第15シードのU・アンベール(フランス)、世界ランク21位のK・ハチャノフが4強へと駒を進めた。


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