錦織圭 ストレート負けで決勝ならず

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準決勝で敗れた錦織(画像はジャパンOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのスロバキア・オープン 2024(スロバキア/ブラチスラバ、室内ハード、ATPチャレンジャー)は2日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク140位の錦織圭は第1シードのR・サフィウリンに4-6, 3-6のストレートで敗れて敗退。公式戦で約1年5ヵ月ぶりの決勝進出を逃した。

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34歳で元世界ランク4位の錦織は今大会、1回戦で第3シードのM・フチョビッチ(ハンガリー)、2回戦で世界ランク146位のL・クライン(スロバキア)、準々決勝で同196位のC・レスティエンヌ(フランス)をいずれもフルセットで下し準決勝に駒を進めた。

一方、27歳で世界ランク59位のサフィウリンは今大会、1回戦で予選勝者で同540位のM・カロル(スロバキア)、2回戦で同148位のM・ヒュースラー(スイス)、準々決勝で同313位のA・カラツェフを下しての勝ち上がり。

初の顔合わせとなった準決勝、錦織は3試合をフルセットで勝ち上がってきた影響もあるなか、序盤からテンポの早いテニスでポイントを積み重ねていく。第1セット、互いにサービスゲームのキープをして迎えた第5ゲームで錦織はリターンエースを決めポイント先行すると、最後はサフィウリンのフォアハンドがアウトになり先にブレークする。

しかし、直後の第6ゲームではこの試合初めてとなるダブルフォルトを犯すなどでピンチを迎えると、今度は錦織のフォアハンドが大きくアウトしブレークバックを許す。そして、ゲームカウント4-5で訪れた錦織のサービスゲーム、0-40と3本のセットポイントを握られると、1ポイントは凌いだものの、最後はフォアハンドがわずかにアウトとなりセットを落とした。

第2セット、流れを取り戻したい錦織だったが熱戦が続いた疲労からか徐々にミスが増えていき、序盤第2ゲームで先にブレークを許した。リターンゲームでは鋭いリターンエースを決めるなどしたが、サフィウリンの強烈なサービスに苦しみ、主導権を奪い返すところまでは至らず。最後まで挽回することができず1時間31分で力尽きた。

勝利したサフィウリンは決勝で世界ランク167位のR・コリグノン(ベルギー)と同380位のD・プリシュミッチ(クロアチア)のどちらかと対戦する。


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(2024年11月2日23時45分)
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