男子テニスのロード・トゥ・ザ・ロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPチャレンジャー)は8日、シングルス決勝が行われ、世界ランク239位の島袋将が第9シードのシュー・ユーショウ(台湾)を6-4, 6-4のストレートで破り今季初優勝を飾るとともに、約1年4ヵ月ぶりキャリア通算3度目のチャレンジャー大会のタイトルを獲得した。
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27歳の島袋は今大会、1回戦で世界ランク258位のバイ・ヤン(中国)、2回戦で第2シードのT・アトマネ(フランス)、準々決勝で同312位のD・スブルチナ(チェコ)、準決勝で第4シードのウォン・コールマン(香港)を下し決勝に駒を進めた。
そして決勝戦、島袋は7本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークポイントを与えない安定したプレーを披露するとリターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間30分で優勝を決めた。
試合後、島袋は今季初のチャレンジャー優勝を果たしたことについて「素直にうれしいです!苦しいシーズンを送っていたので、なんとかこのアジアスイングでいい勝利をと思っていました」とコメントした。
今大会全体を通して、そして決勝戦については「非常に暑い上海でしたのでコンディションを整えるのに苦労しましたが、プレーは悪くなかったので、自分のテニスを信じて前に進みました。決勝はサーブでのポイント獲得率がよかったので、思い切って戦えました」と言及。次の大会に向けては「来週も一戦一戦戦って行きます!皆さん応援宜しくお願いします!」と語った。
なお、島袋がチャレンジャー大会を制するのは昨年1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)と5月のKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)に次ぐキャリア通算3度目となった。
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