大坂 ジョコの質問「パスする」

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初戦突破を決めた大坂なおみ
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、女子シングルス1回戦が行われ、第13シードの大坂なおみが世界ランク50位のC・オソリオ(コロンビア)を6-3,6-3のストレートで破り、7年連続7度目の初戦突破を果たした。試合後の会見ではN・ジョコビッチ(セルビア)について質問を受けたものの「それはパスしたい」とし、多くは語らなかった。

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1回戦、序盤からオソリオを圧倒した大坂は強烈なフォアハンドウィナーを放つなど5ゲームを連取。第6ゲームから3ゲームを奪われるもリードを守り切り第1セットを先取した。

第2セット、第3ゲームで先にブレークに成功した大坂はその後も鋭いリターンエースを決めるなど最後まで20歳のオソリオに挽回を許さず、1時間8分で勝利した。

試合後の会見で大坂は「すごく良い感じだった。実際グランドスラムで戦うのは雰囲気が変わるけど、1週間くらい前に前哨戦を戦ったのが良かったみたい」とコメント。

続けて、記者から男子テニスで世界ランク1位のジョコビッチについて意見を求められた。ジョコビッチはオーストラリア入国の際のビザ(査証)申請で虚偽の内容があったとして取り消しとなり、大会に出場できず帰国することとなった。

「私自身には影響はなかった。このような騒ぎになる前から自分のことに集中してより良くなるために何をすべきかを考えることが目標だった。あまり頻繁にニュースは見ていなかったの。私はテニス選手だから、いまは試合に集中したい。観客はニュースで流れるものに集中するだろうけどね」

「このことについて私の意見は何かの役に立つかな?意見を述べることについてはちょっとパスしたい」

2回戦では世界ランク54位のM・ブレングル(アメリカ)と対戦する。ブレングルは1回戦で同144位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)と顔を合わせたが、ヤストレンスカがファイナルセットで途中棄権したため初戦突破を果たしている。

同日には第5シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第15シードのE・スイトリナ(ウクライナ)、第22シードのB・ベンチッチ(スイス)、第30シードのC・ジョルジ(イタリア)らが初戦突破を決めた。

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(2022年1月17日14時44分)
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