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Vol.4上級者への道 ボレー編 上巻

上級者につながる「サナギの技術」と「前提の技術」

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テニスにも『サナギ』から『蝶』への成長がある

できるだけ最短距離で、無用な壁にぶち当たることなく上級者へと成長していくためには、どんなルートを進めば良いのか? 上級者の手前の段階で身につけておくべき基礎技術とは何なのか? それが「上級者への道」シリーズのテーマ。今回はダブルスにも大いに役立つボレー編です。


総論 逆算して考えてみよう

テニスに限らず、何か目標を決めて、それを目指すときには、そこから逆算して考える発想が大切になる。つまり、「A(目標)ができるためには、その前にBが必要」、さらに「BができるためにはCが必要」、「Cができるためには……」といったように逆算して考えていけば、現在の自分がどんな段階にいて、現時点で何が課題となるのかが明確になってくる。もちろんテニスでも、「このショットが打てるようになるためには、その前提として○○ができなければならない」という技術がある。 それが、今回解説している「サナギの技術」や「前提の技術」というわけだ。

まず目標を明確にする

こうした考え方で練習を進めていく場合、まず重要になるのは、目標を明確にイメージするということだ。 ただ何となく「うまくなりたい」では、逆算して課題を見つけることもできない。 たとえばボレーでも、「ハードヒットで攻めるから、仕上げのボレーが重要」と考えるのか、「つねにネットに出たいから、タッチの良いボレーが必要」と考えるのか、 人それぞれ目指すイメージが異なるはずだ。 また逆に、自分の適正を考えるうえでも、逆算して考えれば、その目標に対して自分に適正があるかないかが判断しやすくなる。 そうした逆算の考え方が、上級者への近道の扉を開けるカギとなるはずだ。

「前提の技術 グリップ」>>



(テニスジャーナル 2003年8月号)
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