女子テニスの第28回 アル・ハブトゥール テニス チャレンジ 2025(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ITF)は6日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク2位の
V・ズヴォナレーワが予選勝者で世界ランク342位のM・ストイサブリェビッチ(イギリス)を6-3, 6-7 (4-7), 6-4のフルセットの激闘の末に下し、約1年半ぶりの復帰大会となった今大会において、公式戦で約5年ぶりの決勝進出を果たした。
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<41歳のズヴォナレーワはこれまでツアー大会でシングルスで12勝、ダブルスで16勝を挙げているが、シングルスでは2024年の5月、ダブルスでは2024年の6月を最後に、肩の手術を受けツアーを離脱。
約1年半ぶりの実戦復帰となった今大会では、1回戦で世界ランク238位のT・ウルト(クロアチア)、2回戦で予選勝者で同508位の
T・マルティンコバ(チェコ)、準々決勝で予選勝者で同455位のS・ランセレを下し準決勝進出を果たした。
16歳のストイサブリェビッチとの25歳差対決となった準決勝の第1セット、ズヴォナレーワは2度ブレークを奪い先行したが、続く第2セットではタイブレークを落とし1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ズヴォナレーワは第1ゲームでブレークに成功するも、第6ゲームでブレークバック許す。それでも直後の第7ゲームで2度目のブレークを奪ったズヴォナレーワが、フルセットの激闘を制し決勝進出を果たした。
なお、ズヴォナレーワがシングルスの公式戦で決勝に進出するのは2020年10月のITF大会以来、約5年ぶりとなった。
勝利したズヴォナレーワは決勝で第4シードのP・マルチンコ(クロアチア)と対戦する。マルチンコは準決勝で世界ランク175位のガオ・シンユ(中国)を下しての勝ち上がり。
なお、ズヴォナレーワはR・ゾロタレバとのペアで同日に行われたダブルス準決勝にも勝利し、単複制覇に王手をかけている。
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