男子テニスの兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)は11日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
西岡良仁がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して出場した世界ランク1038位の
ジュン・ジェイソン(台湾)を1-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、7年ぶり4度目の初戦突破を果たした。
>>西岡 良仁vsジュン 1ポイント速報・結果<<>>【連続写真】西岡 良仁のフォアハンドを写真で詳しく見る<<>>西岡 良仁、綿貫 陽介、坂本 怜ら 兵庫ノア・チャレンジャー組合せ<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<30歳で世界ランク112位の西岡が同大会に出場するのは7年ぶり4度目。最高成績は2015年と2018年のベスト4となっている。
36歳のジュンとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、西岡はブレークを奪えずにいると、リターンゲームでは2度のブレークを許し先行される。
続く第2セット、西岡は第1ゲームでいきなりブレークを許し苦しい状況に立たされる。それでも第4ゲームでブレークバックを果たした西岡は、第8ゲームで2度目のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、このセットも西岡は第2ゲームで先にブレークを許す。それでも直後の第3ゲームでブレークバックを果たすと、その後1度ずつブレークを奪い合う展開となったなか、第7ゲームで3度目のブレークに成功し、苦戦を強いられながら辛くも初戦突破を果たした。
来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に本戦から出場することを目指し現在チャレンジャー大会を転戦している西岡は、先月の蘇州チャレンジャー(中国/蘇州、ハード、ATPチャレンジャー)と前週の台北チャレンジャー(台湾/台北、ハード、ATPチャレンジャー)で優勝。
今大会でも優勝すると例年の全豪オープンの本戦出場ラインとなる世界ランク100位前後となり、同大会の本戦入りが現実味を帯びてくる。
その中で4週連続で試合に出場中の西岡は、ハードスケジュールとも戦いながら、今回苦しみながらも全豪オープンの本戦入りに望みを繋いだ。
勝利した西岡は2回戦で世界ランク252位の
M・ヒュースラー(スイス)と対戦する。ヒュースラーは1回戦で世界ランク280位のG・ジョーンズを下しての勝ち上がり。
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