男子テニスのモーゼル・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)は日本時間9日(現地8日)、シングルス決勝が行われ、世界ランク38位の
L・ティエン(アメリカ)が第7シードの
C・ノリー(イギリス)を6-3, 3-6, 7-6 (8-6)のフルセットの激闘の末に下しツアー大会で初優勝を飾るとともに、アメリカ勢として23年ぶりとなる10代でのツアータイトル獲得を成し遂げた。
>>【動画】劇的勝利で19歳ティエンがツアー初優勝を決めた瞬間!マイケル・チャンも大喜び!<<>>西岡 良仁vsダックワース 決勝 1ポイント速報<<>>島袋 将vsロチャ 決勝 1ポイント速報<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<19歳のティエンは初出場となった今大会、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク143位のU・ブランシェット(フランス)、2回戦でラッキールーザーで本戦入りした同140位のM・エチャルギ(チュニジア)、準々決勝で同63位の
M・ベレッティーニ(イタリア)、準決勝でラッキールーザーで本戦入りした同222位のV・サチコ(ウクライナ)を下し決勝に駒を進めた。
30歳で世界ランク27位のノリーとの顔合わせとなった決勝戦、ティエンは1度のブレークに成功し第1セットを獲得するも、第2セットでは逆に1度ブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセットは両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入する。このタイブレークでティエンは1-5とリードされるもここから逆転に成功。劇的な勝利でツアー初優勝を飾った。
現在ティエンは
錦織圭の元コーチでもある
M・チャン(アメリカ)をコーチとしており、優勝を決めた瞬間、陣営席ではチャンも大喜びだった。
また、アメリカ人選手が10代でツアータイトルを獲得するのは2002年の
A・ロディック(アメリカ)以来、23年ぶりの快挙となった。
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