男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）は日本時間１０日（現地９日）、ビヨン・ボルグ・グループのシングルス第１戦が行われ、第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）が第５シードのＢ・シェルトン（アメリカ）を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで下し、初戦を白星で飾った。

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同大会は今季の獲得ポイント上位８選手のみが出場できるシーズン最後の大会。４選手ずつ２グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位２名が準決勝に進出する。

２８歳で世界ランク３位のズベレフが同大会に出場するのは３年連続８度目で、２０１８年と２０２１年には優勝を飾っている。

そのズべレフは今月のロレックス・パリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、ATP1000）の準決勝で、足首の負傷も影響しＪ・シナー（イタリア）に0-6, 1-6で完敗。状態が懸念されていた中での今大会となった。

この日行われた第１戦では２３歳で世界ランク６位のシェルトンとの顔合わせに。

第１セット、ズベレフは正確なリターンで相手のセカンドサービス時には７６パーセントの確率でポイントを獲得し、２度のブレークを奪って先行する。

続く第２セットでは両者キープを続けタイブレークに突入。ズべレフは自身から3-6と追い詰められるも、ここから５ポイントを連取し１時間３３分で勝利を収め、初戦を白星で飾った。


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