男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は9日、ジミー・コナーズ・グループのシングルス第1戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第7シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-2のストレートで下し、同大会で初の白星発進を果たした。
>>【動画】アルカラス 最終戦白星スタート!デ ミノー撃破の瞬間!<<>>【組合せ・賞金一覧】アルカラス、シナーら Nitto ATPファイナルズ<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会。4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2名が準決勝に進出する。
22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは3年連続3度目で、最高成績は2023年のベスト4。過去2度の出場ではいずれも予選ラウンドロビンの初戦で敗れ、黒星スタートとなっていた。
26歳で世界ランク7位のデ ミノーとの顔合わせとなったこの試合の第1セット、第4ゲームでブレークに成功し4-1とリードを奪ったアルカラスだったが、第7ゲームでブレークバックを許す。それでもその後のタイブレークでは落ち着きを取り戻し、終盤で4ポイントを連取して先行する。
続く第2セットでアルカラスは1度ブレークを許したものの、攻撃的なリターンから主導権を握り3度のブレークを果たして勝利。同大会の初戦で初白星を挙げ、好スタートを切った。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「本当に厳しい試合だった。このサーフェスでは、アレックス(デ ミノー)はボールスピードを最大限に活かすし、彼はとても速くてリターンでも非常に厄介。こんなに難しいチャレンジを突破できて本当に嬉しいし、次の試合に向けて自分のプレーにも満足している」
「この大会は、間違いなくツアーの中でも最高の大会の1つ。世界最高の選手たちと対戦するので、この大会がいかに厳しく、重要なものか分かる。ここ数年、年末までモチベーションを維持するのに苦労してきたけど、今年は少し違うんだ」
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