テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は19日、男子シングルス予選1回戦が行われ、予選第7シードの
F・フォニーニ(イタリア)は世界ランク152位のN・アルボーラーン(アメリカ)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、予選敗退となった。試合後、同大会は公式SNSを更新し「フォニーニは、(おそらく)ローラン・ギャロスに別れを告げた」と投稿した。
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フォニーニはツアー大会のシングルスで9度の優勝を経験。2019年のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では準決勝で当時世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)を破り決勝に進出。決勝では
D・ラヨビッチ(セルビア)を下し「ATPマスターズ1000」のタイトルを獲得した。同年7月には自己最高位となる世界ランク9位に到達している。
そのフォニーニは7日に自身のインスタグラムを更新し「Sky Sport」のインタビューを共有。今月行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に出場するのは今年が最後であるとし「若者に場所を与えたいという感じです。美しいキャリアを経験して僕は幸せですが、すべてのものには始まりと終わりがあるのです」とコメント。今季での引退を示唆していた。
27歳のアルボーラーンとの顔合わせとなった予選1回戦、フォニーニは5本のダブルフォルトを犯すなどサービスゲームに苦しみ、3度のブレークを許す。リターンゲームでは2度のブレークポイントを握るも活かすことができず、1時間23分で力尽き予選敗退となった。
試合後、大会は公式SNSを更新。「月曜日の予選1回戦で敗退したフォニーニは、(おそらく)ローラン・ギャロスに別れを告げた」と投稿した。
なお、勝利したアルボーラーンは予選2回戦で世界ランク190位のL・クレイン(スロバキア)と対戦する。クレインは予選1回戦で同187位のG・アウデン(オランダ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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