女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は日本時間18日(現地17日)、シングルス決勝が行われ、第6シードの
J・パオリーニ(イタリア)が第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで破り初優勝を飾るとともに、イタリア人選手として40年ぶりに同大会制覇を成し遂げた。
>>PR 5/25(日)開幕「全仏オープンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>【動画】40年ぶり 伊選手が大会制覇!パオリーニ 優勝の瞬間!<<>>パオリーニ、ガウフら BNLイタリア国際組合せ<<>>錦織 圭vsティエン 1ポイント速報<<29歳で世界ランク5位のパオリーニは同大会4年連続6度目の出場。過去の出場では2回戦を突破したことがなかったが、今大会は初戦の2回戦で同46位の
L・サン(ニュージーランド)、3回戦で第27シードの
O・ジャバー(チュニジア)、4回戦で第17シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)、準々決勝で第13シードの
D・シュナイデル、準決勝で同42位の
P・スターンズ(アメリカ)を下し決勝に駒を進めた。
21歳で世界ランク3位のガウフとの顔合わせとなった決勝戦、母国の大声援を受けたパオリーニは奮闘。ファーストサービスを75パーセント入れる安定感をみせガウフのブレークを各セット1度に抑えると、リターンゲームでは53パーセントと半数以上のポイントを獲得し5度のブレークに成功。1時間29分で優勝を決めた。
パオリーニがツアー大会で優勝するのはこれが3度目。WTA1000の大会では2度目のタイトル獲得となった。
また、イタリアで開催される同大会でイタリア人選手が優勝するのは元世界ランク13位のR・レジ(イタリア)が1985年に達成して以来40年ぶりの快挙となった。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにパオリーニのコメントを掲載している。
「故郷ローマでこのトロフィーを手にすることができて、本当に嬉しい。感謝している」
「もちろんローマで勝つことは夢だ…イタリアでプレーするすべての子供たちにとってね。この瞬間を楽しんでいる。素晴らしい瞬間だ」
また、パオリーニは今大会のダブルスでも
S・エラーニ(イタリア)とのペアで決勝に進出しており、単複2冠の可能性も残している。同ペアは決勝で
V・クデルメトバ/
E・メルテンス(ベルギー)組と対戦する。
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