男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第7シードとして出場する世界ランク9位の
A・ルブレフのインタビューが7日に男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載。今大会から始まるクレーコートシーズンから元世界ランク1位の
M・サフィンがチームに加わった経緯について明かした。
>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<27歳のルブレフは2021年9月にキャリアハイとなる世界ランク5位を記録。通算17個のツアータイトルを保持しており、
D・メドベージェフに続くロシアの2番手として牽引してきた。
今季は2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)で優勝を飾ったものの、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初戦敗退。カタール・エクソンモービル・オープン以降の3大会では連続して初戦敗退を喫するなど、現在まで約1ヵ月半白星から遠ざかっている。
そんななか、ルブレフはクレーコートシーズンからチームにサフィンを招へい。サフィンは2000年に全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、2005年に全豪オープンを制覇するなど計15個のツアータイトルを獲得してきた。
ルブレフはサフィンの招へいに関し「まず第一に、マラト(サフィン)は、僕が子どもの頃からインスピレーションを与えてくれた人なんだ。彼は、僕が子どもの頃から僕を知ってくれているし、僕も子どもの頃から彼を知っている。彼は本当に素晴らしい人なんだ。彼には彼なりの苦悩があり、僕はそういうことを聞くのをいつも恐れていた。そして最終的に、彼もテニスで働く準備ができていて、もしかしたらテニスで働きたいと考えているかもしれないと知ったとき『よし、少なくとも試してみなければ』という気持ちになったんだ。もしかしたら、それは僕ではなかったかもしれないけれど、少なくとも、僕は尋ねなければならないと思ったんだ」と明かした。
「彼が僕と一緒に仕事をすることを楽しむか、それとも苦しむかは、その時次第だよ。もし彼が、僕がやるべきことをやっていないとか、僕が言うことを聞いていないと感じたら、彼は時間を無駄にしないと思うんだ。今のところ、僕はただ耳を傾け、新しいことに挑戦しようとしている。どうなるか、何がもたらされるか、何が起こるかを見てみよう」
ルブレフはロレックス・モンテカルロ・マスターズ初戦の2回戦で世界ランク44位の
G・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは1回戦で予選勝者で同81位の
F・マロジャン(ハンガリー)を逆転で下しての勝ち上がり。
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