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錦織も候補 カムバック賞は誰に?

マリン・チリッチ、錦織圭、マッテオ・ベレッティーニ
(左から)ベレッティーニ、錦織、チリッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは4日に公式サイトで今シーズンのATPアワードにおけるカムバック賞候補に選出された3選手の成績を比較。世界ランク106位の錦織圭の受賞の可能性はあるだろうか。

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カムバック賞はそのシーズン、けがなどによる長期離脱から復帰を果たし印象的な復活劇を飾った選手に贈られる賞。錦織のほかには世界ランク34位のM・ベレッティーニ(イタリア)、同180位のM・チリッチ(クロアチア)が候補となっている。

28歳のベレッティーニは今季、世界ランク154位から34位に、36歳のチリッチは1095位から180位に、34歳の錦織は581位から106位へとそれぞれジャンプアップした。

【ベレッティーニ】
ベレッティーニは2023年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で足首を負傷し途中棄権すると、長期の離脱。2024年シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)から復帰予定だったが、開幕前日に棄権し、復帰は3月のチャレンジャー大会からになった。しかし、その後はハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)、EFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)、ジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)と今季だけで3つのツアー大会を制しキャリア通算シングルスタイトルを10に伸ばした。

シーズン終盤、ベレッティーニは「自分の仕事や好きなことができないときは、いつも苦しいものだ。だから、コート上で自分のパフォーマンスを発揮し、ベストを尽くすことができる一瞬一瞬に感謝しているんだ。それがプロセスであることは分かっている。今年は、ランキングを上げるために素晴らしい仕事をしたし、いい感じだよ」とコメントした。また、11月には国別対抗戦デビスカップファイナルズ ファイナル8で母国イタリアを優勝に導く活躍も果たしている。

【チリッチ】
2023年の多くの期間、ひざの負傷に悩まされていたチリッチは今年初めに復帰を果たすも、開幕から4試合負けが続き、5月に手術を決断。復帰は8月となったが、9月の杭州オープン(中国/杭州、ハード、ATP250)で復活Vを果たし、史上最低となる世界ランク777位でツアー大会を制するATPツアー記録を打ち立てた。最終的には1000位以下のランクからトップ200でシーズンを終えるという開幕当初には想像できないような順位となった。

【錦織】
錦織は今季、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でシーズン初出場を果たすと、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2回戦に進出。その後のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)やパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では初戦敗退を喫したものの、8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)からは徐々に調子を上げていく。

ナショナル・バンク・オープンではA・ミケルセン(アメリカ)やS・チチパス(ギリシャ)、N・ボルジェス(ポルトガル)らを下し8強入りすると、世界ランクを576位から222位に大幅に上昇。その後はチャレンジャー大会を中心に活躍し、コモ・チャレンジャー(イタリア/コモ、クレー、ATPチャレンジャー)とAONオープン・チャレンジャー(イタリア/ジェノバ、クレー、ATPチャレンジャー)で8強入り。

9月からのアジアスイングでは6年ぶりに木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)に出場し、チリッチやJ・トンプソン(オーストラリア)を下しベスト8へ。シーズン終盤では10月のスロバキア・オープン 2024(スロバキア/ブラチスラバ、室内ハード、ATPチャレンジャー)で4強。また、自身今季最終戦のHPPオープン(フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー)では公式戦1年5ヵ月ぶりのタイトルを獲得しシーズンをおさめた。

今季のカムバック賞は誰になるのか、12月9日からATPアワードは他の賞も含めて順次発表される。


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(2024年12月6日8時54分)

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