日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 99th(東京/有明、ハード)は13日に大会最終日を迎え、男子シングルス決勝が開催。第4シードの
今村昌倫(JCRファーマ)が第3シードの
磯村志(やすいそ庭球部)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、優勝を果たした。試合後には「大きな目標を達成することができました」と喜びを語った。
>>全日本テニス選手権99th 男子シングルス組合せ<<>>全日本テニス選手権99th 女子シングルス組合せ<<全日本テニス選手権 99thは予選が2日から4日まで行われ、本戦が4日に開幕。大会最終日は13日を予定しており、東京の有明テニスの森公園で行われている。
本戦10日目の13日は男子シングルス決勝のみ、1試合が有明コロシアムで行われた。
決勝戦は互いにサービスゲームをキープできない展開となり、3度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。今村は先にミニブレークを許したが、その後は積極的にネットへ詰めるテニスを見せ逆転。セットポイントでも前に出た今村が決め切り、1時間20分を要した第1セットを先取した。
第2セット、勢いに乗りたい今村は第2ゲームで先にブレークに成功。その後も攻め手を緩めなかった今村は第4ゲームでもブレークし4-0と大きくリードする。第5ゲームで1つブレークを返され、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲームでもブレークされイーブンに追いつかれたが、続く第10ゲームでこのセット3度目のブレークを奪い、約2時間15分で勝利した。
試合終盤は両足がつりそうな症状に見舞われていた今村だが、なんとか踏みとどまりタイトルを獲得した。
試合後には「このような栄誉ある大会でテニス人生のなかでも大きな目標を達成することができました。ただ、これで終わることなくこれを糧にどんどんステップアップできるように今後も精進していきたいです」と語った。
25歳の今村は今大会、初戦の3回戦で第13シードの
望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)、準々決勝で第6シードの熊坂拓哉(イカイ)、準決勝で第5シードの
田口涼太郎(Team REC)をいずれもストレートで撃破しており、失セット0で4試合を勝ち抜いた。
【13日に行われた男子シングルス決勝の結果】
※[]内はシード順
[4]今村昌倫 7-6 (8-6), 6-4 [3]磯村志
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