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18歳の齋藤咲良、全日本準V

齋藤咲良
準優勝の齋藤咲良
画像提供: tennis365.net
日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 99th(東京/有明、ハード)は11日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードの齋藤咲良(富士薬品)は第3シードの石井さやか(ユニバレオ)に2-6, 6-3, 4-6のフルセットで敗れ、優勝とはならなかった。

>>全日本テニス選手権99th 女子シングルス組合せ<<

>>全日本テニス選手権99th 男子シングルス組合せ<<

全日本テニス選手権 99thは予選が2日から4日まで行われ、本戦が4日に開幕。大会最終日は13日を予定しており、東京の有明テニスの森公園で行われている。

本戦8日目の11日は女子シングルス決勝が開催。決勝は2006年生まれの18歳齋藤と2005年生まれの19歳石井という10代の新世代対決となった。

決勝戦、齋藤は石井の放つ強烈なサービスとストロークに押され、第1セット第1ゲームでブレークを許すと、最後まで挽回できずに第1セットを落とした。しかし、第2セットに入って徐々に石井のショットに合わせてきた齋藤は第3ゲームでブレークされたものの、直後の第4ゲームでブレークバック。続く第6ゲームでもブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。

ファイナルセット、齋藤は第3ゲームでブレークに成功。この試合全体でみたときに初めてリードを奪うが、直後の第4ゲームでブレークバックを許し追いつかれる。それでも齋藤はシーソーゲームとなったこのセットで第5ゲームで2度目のブレーク。しかし、ゲームカウント4-2から4ゲーム連取を許し、準優勝となった。

齋藤は今大会、初戦の3回戦で吉本菜月(筑波大学)、準々決勝で第9シードの佐藤光(アクロステニスアカデミー)、準決勝で第8シードの今村咲(EMシステムズ)を撃破。最後はジュニア時代から何度も対戦のある石井と対戦したが、今回は石井に軍配があがった。

試合後の記者会見で齋藤は「石井選手とは何度も戦っていて、どんな相手か分かっていました。1セット目は苦しい状況が続いてしまいましたけど、2セット目なんとか取れて、3セット目は僅差ではあったんですけど、全日本の決勝でさやかちゃんと戦えたのはすごいうれしかったですし、全体的に良いプレーはできたと思います」と語った。

また、同日には女子ダブルス決勝も行われ、林恵里奈(セーレン)/森崎可南子(橋本総業ホールディングス)組が第2シードの今村咲(EMシステムズ)/ 阿部宏美(EMシステムズ)組を5-7, 6-2, [10-8]の逆転で破り、優勝を果たしている。


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(2024年10月11日20時48分)

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