女子テニスで世界ランク88位の
大坂なおみは26日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場する。その大坂は開幕直前、同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに答えた。
>>西岡、ダニエルら全米オープン組合わせ<<>>大坂、内島ら全米オープン組合わせ<<2018年と2020年で全米オープン優勝の経験がある大坂は1回戦で第10シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。両者は2度目の顔合わせで、唯一の対戦は2016年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)1回戦で、この時は大坂が6-4, 7-5で勝利した。
【大坂なおみ WOWOWインタビュー】Q.インスタでの発言で、お子さんを産んだ後、自分の身体が自分の物ではないような気分だとおっしゃっていましたが、そうなると想像していましたか?A.そうなるとは思っていました。実際に産後、トレーニング中に、そう感じていました。覚えているのは、トラックでランニングしている時に、速く走れなかったことです。皆に抜かれ、母にまで抜かれてしまいました。だから、泣いてしまった。なぜなら、もうハイレベルでプレー出来ないのではないかと思ったからです。シンシナティの時に、これは少し予想外だと思いました。というのは、シーズンの終盤にそのような気分になったからです。でも同時に、これほどのフルスケジュールでプレーした事もなかったし、クレーから芝への転換、クレーからハードへの転換も経験した事が無かった。だから、ハードコートで、もっと時間を掛ける必要があると思いました。
Q.大好きな全米に戻って、どういう感じがしていますか?A.この大会は、私にとって本当に特別です。ここで育ちましたし、ここに来るのが大好きです。もちろんサーフェスは、私に物凄く合っています。そしてとても良い練習も出来たので、良い結果が出せる事を望んでいます。
Q.全豪でカムバックを果たして、長期の目標を持っていたと思います。今回は、良い結果を出せると良いですね。どのようなプランを持っていますか?A.すぐに良い結果が出せたら良かったですが、自分に対しては、ここ(ニューヨーク)と日本の大会で良い結果を出したいと言い聞かせて来ました。それが出来ることを今でも望んでいます。振り返ってみると、今シーズンはクレーでどうプレーすれば良いのかを学び、芝でどうプレーすれば良いのかを学んで来たように思います。そしてハードコートに戻って、私はより優れた選手になっているはずなので、これからも成長を続けることを望みます。
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